Re: 機能領域の一般的な使い方と留意点
emy
投稿数: 25
私の知りうる限りで書きますが
通常、経費の大区分管理、売上原価の明細分類に使用してます。
主に生産、管理、販売、マーケティング、研究開発といった内部活動発生分類として。
たとえば消耗品勘定はその組織や活動によって製造費用、販売費、管理費、または研究開発費といった上位の大科目にひもづきます。
その大科目ごとに消耗品とか減価償却費とかの小科目を作っていったら膨大な勘定科目体系になってしまいます。そこで科目とは別の項目で
生産、管理、販売、マーケティング、研究開発を分類しておけば、最小限の科目構成で管理できます。
また売上原価の明細分類として。
製造費用は各小科目ごと明細残高持っていますが月次にて財務諸表に売上原価、売上総利益をあらわすため結果分析・決済して売上原価勘定にしてしまいますね。こうなってしまうとどの内部活動、事業で発生したものかがわかりずらくなってしまいます。ですので原価要素や発生組織、品目などから機能領域を誘導し売上原価-xx事業、売上原価-yy事業とかいった分類をしていきます。
以前サービスを売り物にする会社では、組織と事業とは一致せず個別に経費明細に原価センタ、機能領域(ここではそうした)を持たせなければなりませんでした。やはり共通サービスというのがあっていったんダミー機能領域に入れて、そこから実在機能領域に配賦するという要件でつまづきました。なぜなら原価センタの配賦のレシーバに機能領域がなかったからです。じゃCO-PA(収益性分析)でやるかと思ったら特性なくてだめだったし。結局管理会計はSL(特別目的元帳)で作りこんだという記憶があります。ご留意を。
また商社の事例ですが
商社の場合、商品直送がほとんどでいっきに売上/売上原価とします。
「諸掛諸費用」も売上原価ですので、その諸掛明細に使いました。(輸送費用、梱包費用、倉庫費用・・・等々)
SD導入ないようでしたらセグメントとして使用してもいいですね。
他に機能領域の使い方、こんな使い方したという事例、お持ちの方、投稿よろしくお願いします。
通常、経費の大区分管理、売上原価の明細分類に使用してます。
主に生産、管理、販売、マーケティング、研究開発といった内部活動発生分類として。
たとえば消耗品勘定はその組織や活動によって製造費用、販売費、管理費、または研究開発費といった上位の大科目にひもづきます。
その大科目ごとに消耗品とか減価償却費とかの小科目を作っていったら膨大な勘定科目体系になってしまいます。そこで科目とは別の項目で
生産、管理、販売、マーケティング、研究開発を分類しておけば、最小限の科目構成で管理できます。
また売上原価の明細分類として。
製造費用は各小科目ごと明細残高持っていますが月次にて財務諸表に売上原価、売上総利益をあらわすため結果分析・決済して売上原価勘定にしてしまいますね。こうなってしまうとどの内部活動、事業で発生したものかがわかりずらくなってしまいます。ですので原価要素や発生組織、品目などから機能領域を誘導し売上原価-xx事業、売上原価-yy事業とかいった分類をしていきます。
以前サービスを売り物にする会社では、組織と事業とは一致せず個別に経費明細に原価センタ、機能領域(ここではそうした)を持たせなければなりませんでした。やはり共通サービスというのがあっていったんダミー機能領域に入れて、そこから実在機能領域に配賦するという要件でつまづきました。なぜなら原価センタの配賦のレシーバに機能領域がなかったからです。じゃCO-PA(収益性分析)でやるかと思ったら特性なくてだめだったし。結局管理会計はSL(特別目的元帳)で作りこんだという記憶があります。ご留意を。
また商社の事例ですが
商社の場合、商品直送がほとんどでいっきに売上/売上原価とします。
「諸掛諸費用」も売上原価ですので、その諸掛明細に使いました。(輸送費用、梱包費用、倉庫費用・・・等々)
SD導入ないようでしたらセグメントとして使用してもいいですね。
他に機能領域の使い方、こんな使い方したという事例、お持ちの方、投稿よろしくお願いします。
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機能領域の一般的な使い方と留意点
(hiro888, 2008-2-10 16:19)
- Re: 機能領域の一般的な使い方と留意点 (emy, 2008-2-11 12:09)
- Re: 機能領域の一般的な使い方と留意点 (hiro888, 2008-2-13 1:28)