量産品の原価分析をSAPでするためには何を使えばいいのでしょうか?
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ゲスト
ユーザが量産品を総合原価計算で原価分析をしたいのだがと言われていまして、それをSAPで実現するにはどの様にすれば良いのでしょうか?
簿記2級で総合原価計算は勉強しているのですが、SAPのメニューを見ても総合原価計算というメニュが出て来ません。
だれか教えていただけますでしょうか。
簿記2級で総合原価計算は勉強しているのですが、SAPのメニューを見ても総合原価計算というメニュが出て来ません。
だれか教えていただけますでしょうか。
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ゆうま
製品は一般的に下記のように分けることができますが、
1、量産品
2、個別生産品
3、受注生産品
この中で、量産品の原価分析は、SAPでは「期間別製品原価」を使う
ことになります。
簿記で言う、総合原価計算ですね。
量産品は、同じ品目を何度も繰返し製作すると言うことになりますので、
生産管理部などから製造指示が「製造指図」を使って出てきますが、
その時に何個作るか決めないといけないため、例えば100個つくると
した場合、100個作る為の製造指図が出てくるわけです。
でも、100個作り終わり、その100個が売れると、さらに追加で100個
作る為の製造指図がまた出てくると言うことになりますが、
そうすると、
最初の製造指図 と 後の製造指図
というように、製造指図が分かれて出てきます。
同じ品目に対して物つくりを行っていますので、2つの製造指図を
合算して、その上で原価の分析をしたくなりますね。
でも、製造指図が分かれていると、基本的な機能としては
合算した原価分析はできないのです。
それでは社長さんは困るので、2つの指図を合算した仕組み
総合原価計算 で原価分析をやって欲しい
と、なり、それをSAPでは、
期間別製品原価 と名前をつけて行っているのです。
よって、SAPでは量産品の原価分析は
「期間別製品原価」という仕組みで実現します。
期間別製品原価の主な機能は、以下の通りです。
1、製品原価コレクタの作成 (tr-cd:KKF6N)
2、製造指図の作成 (tr-cd:CO01)
3、月末での
(製造間接費の計算も入る場合があります)
(1) 仕掛品の計算 (tr-cd:KKAS)
(2) 原価差異の計算 (tr-cd:KKS6)
(3) 上記(1)と(2)に関する会計仕訳の生成 (tr-cd:KK87)
特に、原価差異を毎月計算できることが特徴です。
(個別原価計算では、毎月は原価差異の計算はしないのです)
1、量産品
2、個別生産品
3、受注生産品
この中で、量産品の原価分析は、SAPでは「期間別製品原価」を使う
ことになります。
簿記で言う、総合原価計算ですね。
量産品は、同じ品目を何度も繰返し製作すると言うことになりますので、
生産管理部などから製造指示が「製造指図」を使って出てきますが、
その時に何個作るか決めないといけないため、例えば100個つくると
した場合、100個作る為の製造指図が出てくるわけです。
でも、100個作り終わり、その100個が売れると、さらに追加で100個
作る為の製造指図がまた出てくると言うことになりますが、
そうすると、
最初の製造指図 と 後の製造指図
というように、製造指図が分かれて出てきます。
同じ品目に対して物つくりを行っていますので、2つの製造指図を
合算して、その上で原価の分析をしたくなりますね。
でも、製造指図が分かれていると、基本的な機能としては
合算した原価分析はできないのです。
それでは社長さんは困るので、2つの指図を合算した仕組み
総合原価計算 で原価分析をやって欲しい
と、なり、それをSAPでは、
期間別製品原価 と名前をつけて行っているのです。
よって、SAPでは量産品の原価分析は
「期間別製品原価」という仕組みで実現します。
期間別製品原価の主な機能は、以下の通りです。
1、製品原価コレクタの作成 (tr-cd:KKF6N)
2、製造指図の作成 (tr-cd:CO01)
3、月末での
(製造間接費の計算も入る場合があります)
(1) 仕掛品の計算 (tr-cd:KKAS)
(2) 原価差異の計算 (tr-cd:KKS6)
(3) 上記(1)と(2)に関する会計仕訳の生成 (tr-cd:KK87)
特に、原価差異を毎月計算できることが特徴です。
(個別原価計算では、毎月は原価差異の計算はしないのです)
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